かにこんぱす

彫金ブログだったけど、ある日突然「乳がんです。もう治りません。」と宣告された妻を支えたい夫の日記

震え鼓動が止まらない・・・

誰に向けて書いているのか?これは彫金ブログではなかったのか?とにかく何でもいいから吐き出さなければ気持ちが落ち着かない。

 

目の前に突き付けられた現実に動揺が止まらない。

 

担当医の話によると。

・右の乳房全体に広がっているいてリンパ節にもある

・肺と胸骨に転移が見られる

・粘液ガンである

・手術はしない

・治療方法はある

・比較的活発でKi67値が50%。20~30%が低いとされている

乳がんのタイプは 

 ER+ PR-→ホルモン治療

 HER2+→化学療法

がんを物理的に取り除くことはできないので、3週に一回の抗がん剤治療を実施してがんを抑えながら付き合っていくしかない。

だそうです。

 

なにこれ夢?・・・

 

ある程度は覚悟していたけれど・・・

メモする手も震えるし心臓はバクバクしてるし人生で最大のショックでした。

東日本大震災の大津波を経験したことがあり、たいていの事は受け入れられる用になったと思っていたけど、我が人生で最愛の人の身に起きた現実に動揺を隠せなかった。

 

診察の後に今日心臓の検査をやりましょうとなり待っている間妻と話をしていると僕の動揺が伝わったようで、妻に「しっかりして!子供たちもいるんだから!あたしは大丈夫。まえを向いて生きるから、あと10年は生きるつもりw」

と逆に励まされる始末でした。

 

そんなこと言ったって、様々な思いが頭をよぎります。

自分で異変に気づいていたならなんでもっと早く病院に行かなかったのか?

夜の誘いを拒み続けられ妻の心が離れてしまったと思い込んでしまい異変に気づいてやれなかったこと。

拒んでいた理由も胸を触られたくなかったらしいけどそこまでしてなんで隠していたのか?寝てるとき何時も背中を向けていたのも患部の胸があたって寝ずらいからだったみたい。

少し強引に迫っていれば気づいたかもしれないとか。周りにがんを発症した人が多々いたのになぜ検査しなかったのか?

 

後悔・不安・悔しさ・悲しみなどなどの感情が入り乱れてます。

 

後ろを見ても何も変わらない。

そう頭では分かっていてもなかなか切り替えられないよ・・・

でも、これじゃまた妻に怒られちゃうのでしっかりこれからの事を考えていかなければ!

 

一番辛いのは妻であり、悪いのはガンという病気です!

家族一丸となってサポートしていかないと!

 

・・・そうでした家族。子供たちにどう話そう?詳しく教えずとも今はネットで簡単に調べられるからばれるよね?ちゃんと話さないと家族一丸になれないし・・・高2の娘は大人扱いした方がいいかな?中1の娘には厳しいかなあ?

 

大切なことだから妻とよく話し合って決めてこう。